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“自動車の血液”と表現されるオイル。よく耳にするエンジンオイルだけではなく、トランスミッションやディファレンシャルギアの中にもオイルが入っていて、クルマの走行のために重要な役割を担っています。
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2,000℃以上の燃焼温度と最大3トンの圧力に耐え、0.01秒で1往復(6,000回転/分)しながら活躍する「ピストン」を、潤滑させ、冷却するのはエンジンオイルです。
エンジンオイル5つの役割
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| 1:潤滑作用 | 金属同士の触れ合う部分に入って摩擦を減らし、エンジンを滑らかに動かします。 |
| 2:密封作用 | ピストンのすき間をふさぎ、ガス漏れを防止し、クルマのパワーを十分に引き出します。 |
| 3:冷却作用 | エンジン内部の熱を吸収発散し、高温による焼き付きを防止します。 |
| 4:防錆作用 | サビや腐食からエンジンを守ります。 |
| 5:清浄作用 | エンジン内部で生じた汚れを取り除きます。 |
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エンジンオイルをきれいにするのが
オイルエレメント
エンジンの燃焼や金属の摩耗で発生したスラッジをオイルエレメントはシッカリキャッチ! オイルを交換した時には、オイルのクリーナーであるエレメントの交換もお勧めします。
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エンジンオイル性能表示の見方
エンジンオイルの 品質・粘度の表示 |
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※SAE= 米国自動車技術者協会 |
| SAE低温表示 |
| Wはウインターを指し、この温度が小さいほど低温でも堅くなりません。 |
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| SAE高温表示 |
| この温度が大きいほど高温になっても粘度を保ち続けます。 |
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| グレード表示 |
APIによる品質表示 SD<SF<SG<SH<SJ ハイグレード--> |
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API(米国石油協会の略称)規格 <ガソリン車用> |
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清浄・ 分散性 |
酸化 安定性 |
耐 摩耗性 |
腐食 防止性 |
防錆性 |
| SD |
★★ |
★★ |
★ |
★★ |
★ |
| SE |
★★ |
★★ |
★ |
★★ |
★ |
| SF |
★★ |
★★★ |
★ |
★★ |
★ |
| SG |
★★★★ |
★★★★ |
★★ |
★★ |
★ |
| SH |
★★★★ |
★★★★ |
★★★★ |
★★★ |
★ |
| SJ |
★★★★★ |
★★★★★ |
★★★★ |
★★★★ |
★★ |
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API(米国石油協会の略称)規格 <ディーセル車用> |
| API分類 |
腐食 防止性 |
熱安定性 |
オイルの 消費防止性 |
| CC |
★★★★ |
★★★★ |
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| CD |
★★★★ |
★★★★★ |
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| CE |
★★★★ |
★★★★★ |
★ |
| *CF−4 |
★★★★ |
★★★★★ |
★★ |
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*日本車・欧州車の高油・高出力4サイクルディーゼルエンジンに最適でピストンデポジット、オイルの消費を抑え、酸化安定性、ススの分散性、耐摩耗性に優れています。
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こんな症状が現われたら・・・
■信号待ちなどからの発進時に1速ギアに入りにくい・・・。
■ギアチェンジがスムーズでなくなった・・・。
■シフトアップ(ダウン)時にギアがなく・・・。
■ミッションからノイズが出る様になった・・・。
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トランスミッションオイルは、ミッションケース内部の歯車を円滑に動かし、ギアチェンジを滑らかに行なう潤滑剤です。エンジンオイルの様に、超高温、高圧力に耐える性能よりも「高い摩耗特性」と「泡立ち防止性」「せん断安定性」が求められます。 劣化による粘度の低下やギアの入りが悪くなったり、ギアの破損を防止するために、定期的な交換が必要です。 |
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こんな症状が現われたら・・・
■発進・加速時にアクセルのレスポンスが悪く「もたつく」・・・。
■変速時のショックが大きくなった・・・。
■最近燃費が悪くなった・・・。
■ミッションからノイズが出る様になった・・・。
■ドライブレンジを変えてシフトダウンしてもスムーズにいかない・・・。
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| ATF(オートマチックオイル)、ミッションケース内部の歯車を円滑に動かしながら湿式クラッチのトルクを車輪に伝え、かつ変速ショックを低減させるという機能をはたしています。 |
| エンジンがかかった状態では、常にかくはんを繰り返すという過酷な状況下で、「高い摩耗特性」が求められ、マニュアルミッションのオイルよりもシビアな特性が求められます。劣化による粘度の低下やギアの鉄粉の混入によって「発進・加速時のもたつき」による燃費の悪化や「変速ショック」による乗り心地の悪化防止するために、定期的な交換が必要です。 |
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こんな時には交換をお勧めします・・・
■うなり音のようなノイズが発生してきた・・・。
■コーナリング時に異音が発生する・・・。
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| デフ(ディファレンシャル)オイルは、車の「コーナリング時の駆動輪の回転差」をコントロールして、急激な姿勢の変化を緩和する働きがあります。オイルの劣化は、「ギアの摩耗」や「異音」を発生させます。 |
| 特にLSD(リミテッドスリップデフ)装置の場合はデフオイルの劣化はクラッチプレートの寿命を縮め、異音を発生させますので、2,000〜5,000km毎の交換をお勧めします。 |
ギアオイルのサービス分類
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使用条件 |
使用ギア |
| GL−3 |
少し極圧がかかる程度のギア。 |
「ディファレンシャルギア」 「トランスミッション」 「ステアリングギア」 |
| GL−4 | ハイポイドギアやきわめて過酷な条件下の他のギアに用います。 高速低トルク、低速高トルクに耐えます。 |
| GL−5 |
GL−4より過酷な条件下のハイポイドギアに用います。 高速、高速低トルク、低速高トルク、高速衝撃荷重に耐えます。 |
「ディファレンシャルギア」 「LSD」 |
| ■ | ギアオイルもマルチタイプが主流で75W-90、80W-90、85W-90、75W-140、80W-140、等が一般的な粘度設定となっています。 |
| ■ | 通常走行であれば、ミッションはGL−4、デファレンシャルギアは、GL−5をお勧めしますが基本的には走る条件に合わせて選択します。 粘度については、ミッションはシフトフィーリングで決定しますが、基本としては、「やわらかめ」を使用します。 |
| ■ | ディファレンシャルギアは「かため」を使用します。ただし、LSDは指定されたものがありますので注意が必要です。 |
| ■ | FF車の場合は、ミッションとデフが一体構造となっており、一種類のオイルを選択しますので粘度選択には注意が必要です。 |
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